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寿命の長さ [家猫]

生き残った野良の子猫達です

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5匹産まれ、黒野良が連れて行った2匹の子猫です
だいぶ大きくなり、とても元気に育ってます


置いていかれた子猫達がまだ生きていた頃、産んだ親の黒野良に“お前の子だよ、なんで置いてくの!”って突き付けた事があったのですが、黒野良は匂いを嗅いだ後“シャー”っと威嚇して去ってしまいました(その時に居なくなっただけで現在もご飯食べに来てます)

この黒野良(子猫の母猫)の兄弟の三毛も母猫(黒野良の母猫で黒猫)の体から先に出てきてしまい胎盤に包まれたまま生きて居たのを保護したのですが、一週間程の後に母に世話を任せて預けたところ、その日の内に亡くなってしまいました

保護した時、予定をキャンセルして6日間ほぼ寝ずに世話をして元気になってきたのですが、世話の途中ちび君がやってきて“新しい家族だよ”と見せたところ、滅多に威嚇しない ちび君が“シャー”と威嚇して去り、三毛の近くに寄らなくなりました

その時は『そんなに怒らなくても…』と思ったのですが、今年黒野良の子猫5匹の内3匹が亡った後、親である黒野良が産んだ子猫に威嚇した事から猫さん達など動物達には死の臭いが解るのではないかと思うようになりました

実際、死に行く者が発する臭いというもの(人間が感じられない臭いだそうです)があるそうで、天国への旅立ちを知らせてくれるオスカー君の例もあります

オスカー君は送り猫として付き添ってくれますが、他の猫さん達は死(死が近い者)に寄らず、人間など他の者へ教えないだけ(教える必要性の無いですし)なのではないでしょうか?

人の寿命はテロメアの数で繰り返される細胞分裂の回数で決まります
正常に産まれることが出来なかった子、遺伝子の異常(近親交配や環境、食事など)により寿命が短かったのか?やはり母猫の授乳が出来なかった為に病気に感染してしまったのであろうか?

細胞が生きられない長さで産まれ出てきた子猫達だったとしたら、目も開かず耳も聞こえないまま産まれてきて何も解らない状態で死んでいく事にどんな意味があるのだろう?と考えてしまいます

意味など無いのでしょうけど、人間は理由を求め考える生き物ですから


この現世に生きる猫さん達が幸せにすごせますように




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2010年8月20日(金)最後の赤ちゃん猫が逝ってしまいました
胸に白十字の模様が入った子がなくなった翌日に保護していた最後の赤ちゃん猫が逝ってしまいました
(気持ちを落ち着ける為に少し時間を頂きました)

8月20日(金)の朝にミルクとトイレをした後、世話をお願いして出掛けたのですが、昼に家へ帰ると最後の赤ちゃん猫は亡くなっていました

今回母は“この子は飼ってもいい”と言ってくれていました

この日は朝少し曇っていて前日より気温が少し下がったので大丈夫かと思ったのですが駄目でした

あと2~3日で眼が開いてくれると期待をしていたのですが駄目でした

最後まで頑張っていたと思います

生まれ変わるとしたら、次は母の愛情をいっぱい受けられる幸せな環境に生まれて欲しいと思います

生かしてあげる事が出来なくてごめんなさい


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コメント 7

toyo

>意味など無いのでしょうけど、人間は理由を求め考える生き物ですから

ほんとにそうなんでしょうけど、でもどうしても考えてしまいます。
考えてもわからないのに考えて、考えて・・やっぱりわからないです。
で、「この現世に生きる猫さん達が幸せにすごせますように」・・って、
思うしかないです。あー、コメントにならないコメントでごめんなさい。
大変失礼しました。
by toyo (2010-11-29 01:32) 

ニャンコ

> toyoさん

ありがとうございます

産まれ出たからには何か現世の歯車の一つになっているのでは?等と考えてしまいます

生きて死んでいくサイクルが生命体の輪廻の様なものですが、短い命に対して“何故生きられないの?”と考えてしまうのは人間のエゴなのでしょうね

幸せは個人(個体)で違うでしょうけど、辛く苦しい想いは出来るだけして欲しくないですね

by ニャンコ (2010-11-29 10:52) 

小藍

この子達は亡くなった子達の分も元気に育ってくれると思います
本当に・・すべての生き物が幸せに暮らせる世の中になるといいです
by 小藍 (2010-11-29 23:31) 

ニャンコ

> 小藍さん

生き抜いて幸せになって欲しいです

全ての生き物が幸せになんて想いは人間のエゴなのでしょうが、出来る限り皆が幸せであって欲しいですね
by ニャンコ (2010-11-30 00:11) 

でんさん

ご訪問ありがとうございます。
目の前で逝ってしまうのを見送るのは、本当につらいです。
私の母は、だから生き物は飼いたくないといい、子どもの頃は
飼ってくれませんでしたが、私が大人になって飼いはじめると
やはりかわいい様です。

ニャンコさんの一生懸命な姿が目に浮かんで涙がでました。
1匹でも多く救うことができたらと、願わずにはいられません。
by でんさん (2010-11-30 09:29) 

ニャンコ

> でんさん

ありがとうございます
本当に辛かったです

ホンの1~2時間前まで元気だった子が手の平の中で段々と弱っていくのを見送るのは涙が出ました
何か訳の解らない事を言って励ましたりもしました

ウチも幼い頃は母が生き物は死ぬから駄目と飼う事を許してくれませんでした(拾って保護した子は母がOKと言った後に母に捨てられるか、僕が祖母にお願いして祖母の家で飼って貰うかでした)

この子達は野良で生きる環境は厳しいですが、知ってしまったら出来る限りの事はしてあげたいと思い行動しています

世の中で少しでも不幸な子が無くなって欲しいと思います

by ニャンコ (2010-11-30 12:20) 

マユリィ

ニャンコ さんのブログ、時々、どうしてるのかなぁと、
見に来ていました。

幼猫ちゃんの保護って、本当に、むずかしいものですね~。

私も、何度か、目の見えない子を保護したことありましたが、
ダメでした。
へその尾から、バイ菌が入ってしまうのでしょうか?

うちの茶トラのチャコが、まだ、外にいた頃、ベランダにあったロッカー上の段ボールの中に、確か、6匹の茶トラだったと思いましたが・・・を産んでしまったことがありました。
うちで、気づいた時には、ロッカー、1.8mぐらいの高さから、下に、4匹が、落ちて、3匹が、まだ、へその緒がついたまま、亡くなっていました。段ボールの中には、すごく、大きく、育ってる子が、2匹、いて、
親のチャコは、どこかに出かけていました。
育った子たちに、押し出されたのかも・・・!?定かではありませんが・・・。

下に落ちたものの、虫の息があった1匹の幼猫を保護してみましたが、
三日めに、私の掌の上で、ミルクを飲み、チューチュー、元気に鳴いたと思った直後、パタッと息を引き取ってしまい、
その時は、すっごく、すっごく、ショックでした。
でも、あんな高いところから、落ちたのですからね~。(T_T)

やはり、しばらくは、精神的に、ゲンナリしていましたね~。

本当に、はかなげな生命・・・せつなくて、やり切れませんね。
今度、生まれてくる時は、幸せになってねと、祈ることしかできなかったし・・・。

母猫に、見捨てられると、幼猫ちゃんは、むずかしいですよね。
ニャンコさんも、お疲れさまでした。

幼猫どうしの生存競争もあるのでしょうね。
野良さんを見ると、厳しい環境で、生き抜いた組なんだな~と、
つくづく、思いますね。


by マユリィ (2010-12-08 05:15) 

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